血管センター 積極的がん治療・シャント造設・シャントトラブル専門の小笠原クリニック札幌病院【院内の最新情報をお届けするブログも発信中!!】

血管外来

「足が痛い…」「年だからしかたがない…」「もう歩けない…」「歩くとすぐに疲れてしまう」「足先がしびれる」「足がピリピリする」、こんな症状ありませんか?

動脈硬化症ってどんな病気?

生活習慣病の増加に伴い近年、下肢閉塞性動脈硬化症が国内で増加しています。下肢閉塞性動脈硬化症とは、動脈の血管壁が老化して硬くなるだけでなく、血管の内側にも汚れがこびりついて血行が悪くなり、血液がつまりやすくなる病気です。

原因は加齢・喫煙・糖尿病・高血圧・高脂血症などですが、症状が「足の痛み」「足のしびれ」なので、ついつい我慢してしまいがちです。しかし、血栓が肺や脳に飛んでしまうと「肺塞栓」や「脳塞栓」、血液が足の指先まで流れない期間が長引くと「下肢切断」といった、最悪なケースを招くことがある病気なのです。

下肢閉塞性動脈硬化症のFontaine分類

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動脈硬化って何?

動脈硬化とは、血管にコレステロールなどがたまり、狭窄(血管が狭くなる)や、閉塞(血管が詰まる)が起こる状態をいいます。動脈硬化は「糖尿病」「高血圧症」「高脂血症」といった生活習慣病があると、更に起こりやすくなります。
動脈硬化が起こると、その血管の先の臓器に障害が起こります。例えば、心臓に栄養や酸素を送る血管である冠動脈に動脈硬化が起これば「狭心症」や「心筋梗塞」、頸動脈や脳動脈に動脈硬化が起これば「脳梗塞」、足に動脈硬化が起これば「下肢閉塞性動脈硬化症」といった病気の原因になります。

下肢閉塞動脈硬化症の原因

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3年で30%増 年齢とともに増加

閉塞性動脈硬化症の現状

閉塞性動脈硬化症は、食生活の欧米化、高齢化にともなって、1980年以降、3年間で30%という高い増加率で増えています。現在の推定患者数は10万人ですが、やがては100万人に達すると言われています。
2007年に発行された「下肢閉塞性動脈硬化症の診断・治療指針U(日本脈管学会)」によると、米国320カ所の診療所において、対象者6,979人中、1,865人に下肢閉塞性動脈硬化症があると報告しています。これは3.7人に1人の計算になります。下肢閉塞性動脈硬化症にみられる典型的な症状は「間歇性跛行(歩くと足が痛いが休むと治る)」で、《図1》のとおり加齢とともに有病率が高まる傾向があります。

間歇性跛行の平均有病率(下肢閉塞性動脈硬化症の診断・治療指針U:日本脈管学会)

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下肢閉塞性動脈硬化症の現状

また、下肢閉塞性動脈硬化症の患者の40〜60%が冠動脈疾患(心臓疾患)を有していると報告されており、「下肢閉塞性動脈硬化症」と「冠動脈疾患(心臓疾患)」は、とても深いつながりがあるといえます。
さらに《図2》のとおり、下肢閉塞性動脈硬化症の症状である「間歇性跛行(歩くと足が痛いが休むと治る)」があるとないでとでは、今後の生存率に大きく関係があるといえます。

末梢動脈疾患患者の生存率(下肢閉塞性動脈硬化症の診断・治療指針U:日本脈管学会)

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保険診療の血管外来

小笠原クリニック札幌病院には、血管の専門の医師が足の症状で悩む皆様を治療する「血管外来」があります。
保険診療です。
当院には血管造影室(DSA室)や手術室、多種の検査設備を整えております。また、当院には血管に特化した「血管センター」があり、他の医療機関からの手術依頼が多くあります。
「年だからしかたがない…」とあきらめないでください。「もう歩けない…」と落胆しないでください。まずは医療機関への受診をお勧めします。

また、下肢閉塞性動脈硬化症の患者の40〜60%が「冠動脈疾患(心臓疾患)」を有している可能性があるので、その予防にもつながればと期待しています。

血管外来は保険診療です

小笠原クリニック札幌病院 血管外来 電話■011-591-1200

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